デメリットだらけの放し飼い!田舎でもダメ!!不幸な猫を増やさないで!!!

あなたは犬派ですか?
それとも猫派?

最近は犬よりも猫の方がペットして人気があるそうです。
そう言えば、猫を題材にした映画も多いし、芸能人でも猫飼っている人多いですよね。

私は、犬も好きですが、飼うのはもっぱら猫。
去年1匹死んでしまいましたが、今も1匹飼っています。
この子の粗相がひどくて、この子が死んじゃったら当分動物はいいや…と思っていますが(´;ω;`)

現在の空前の猫ブームの中、一方で不幸な猫も多くいるのが現実です。

犬猫の殺処分のうち、8割以上は猫だそうです。
殺処分されなくても、道端で死んでいる猫を時々見かけたりします。
どうしてでしょう?

その背景には“猫の放し飼い”という問題があるようです。
飼い主さんの中には、「外で自由にぶらぶらしてくるほうが、運動不足が解消になりストレスも溜まらない」とか、「部屋が汚れない」とか「ネコは自由な生き物だから外で飼わないと」とか言いますよね。
特に我が家は田舎なので、その傾向は強いかもしれません。

でも、これらの理由は、あくまでも飼い主さんがラクをするための言い訳です。
放し飼いは、猫にとって本当に幸せなのでしょうか?
今回は、猫の放し飼いのデメリットを3つご紹介したいと思います。

デメリット1 外には危険がたくさん!

前の職場に、猫好きな女の子がいました。
3匹飼っていて、みんな自由に家と外を行き来させていて、普通に2.3日帰ってこない事があると言っていました。
私からしたら、”心配じゃないの?“って思うのですが、彼女にしたら、いつもの事だから大丈夫らしいです。

私には、無理かも。
だって、家の外には、危険がたくさんあるんです。

野良猫だと思われて、保健所に連れていかれるかもしれません。
交通事故で車にひかれてしまうかもしれません。
それに、心ない人に虐待されたり、嫌がらせで毒を食べさせられたりするかも。

残念なことに、今の世の中はいい人ばかりではありません。
ストレス社会で、ストレスをどこかで発散するために、小さな何の罪もない弱い動物をターゲットにしたりしています。
放し飼いには、死にかかわるリスクがたくさんあるのです。

もし、自分の飼い猫が戻ってこなかったら…。
考えただけで、気が狂いそうになります。
実際に数年前に1週間家出して見つからなかった時は、遠くまで探しに行って、心配で心配でたまりませんでした。
結局、1週間後にやせ細って、家のクーラーの室外機のところに隠れていたのを見つけたのですが、それからはネコも外に出たからなかったし、私も間違って出さないようにめちゃくちゃ気を遣いました。

何かが起こって後悔するよりも、普段から気を付けてあげたほうが絶対猫の為だと思います。

その2 ご近所迷惑になっているかも?

たまに、ご近所トラブルから殺人事件が起こったりしていますよね。
そこまではそうそう無いかもしれませんが、猫の放し飼いがご近所迷惑になっている可能性は大いにあります。

100人いたら全ての人が猫を好きとは限りません。
猫に限らず、動物が嫌いな人は、些細な事でもとことん嫌がります。
発情期の鳴き声、家の敷地を通る、庭を荒らされる、庭に糞尿、猫の毛が飛んでくる…
お隣の住人が理解のある人ならともかく、多くの場合はご近所トラブルへと発展してしまいます。

ネコの種類にもよりますが、季節の変わり目の猫の被毛は尋常じゃないです。
また、発情期の時の鳴き声は結構うるさい。

野良猫が発情していると、家の中のネコも反応したり、隣のワンちゃんがその鳴き声に反応して吠えたりで、ご近所中なかなかのにぎやかさです。
夜中に犬が吠えると結構響き渡るんですよね。

ご近所迷惑を避けるためにも、飼い主さんがモラルと責任をもって、猫を飼う事はとても大事だと思います。
自分の猫の行動を把握できない放し飼いはするべきではないと思います。

その3 感染症・妊娠のリスク

海辺の町などで、のんびりと歩き回る猫達を見ていると、ほのぼのしますよね。
でも、そこにも危険が潜んでいるのです。

野良猫に中には、恐ろしい病気を持っている子もいるのです。
もし、そのような子と自分の猫が喧嘩をして、傷を負ってしまったら…。
感染症が移ってしまうかもしれません。
最悪の場合は命を落としてしまう事もあります。
また、野良猫と接触することで、妊娠をしてしまう事もあります。

小さい頃、近所の年配のおじさんが一匹の野良猫に餌をあげるようになり、1年後には、そのおうちは猫屋敷になっていました。
外で餌をあげるので他の野良猫も集まってきて、猫だらけでした。
その後どうなったかは知りませんが、おそらく何もしていなければ、猫の数はますます増えていることでしょう。

猫の殺処分数が多い問題は、野良猫の去勢・不妊手術がされてない為、猫同士が交配し増え続けている事です。
不幸な猫を増やさないためにも、放し飼いをしない事はとても大切です。
そして、不妊・去勢手術を行いましょう。
そうでなければ、里親をみつけ、猫の命を助けようとしているボランティアさんの活動が台無しになってしまいます。

まとめ

猫の放し飼いには、メリットとはほとんどなくデメリットばかりです。

1.交通事故などの危険
2.ご近所迷惑
3.感染症・ケガ・妊娠のリスク

猫は、家の中で飼うほうが長生きとされています。
室内でも工夫をすることで、運動不足になる事もないそうです。
不幸な猫を増やさないために、放し飼いはやめましょう。