地方の大学を無事に卒業!でも、都会での就職には不利なの?

私達夫婦には、子供がいないので最近の受験事情や就職事情にはまったく疎いです。
ただ、そろそろ甥っ子や友達の子供達がそんなお年頃になってきました。

私自身は、日本で都会の短大を卒業し、その後就職せずアメリカ留学をしました。
身内の中では、ちょっと色々な事を経験したこともあって、相談されるんです。
で、最近のお受験、就職活動について調べてみました。

私が高校生の頃、東京の大学に行きたいと担任に伝えた時、鼻で笑われた記憶があります。
東京の学生は、塾や英語などにとっても力を入れているので、偏差値では地方の学生は勝てないって。
私の昔の時でもそんな感じだったのですから、今はもっともっとレベルが上がっているような気がするのですがどうなのでしょうか…。

実際、都会の子は、小さい頃からお受験して、親も子もいい学校に行って、一流企業に就職するっていう意識が高いですよね。
ジャニーズの男の子達だって、今は高学歴な子多いのには、びっくりです。
都会の子は、ほんとにおしゃれで勉強もできるってイメージ。

本題からちょっと離れてしまいましたが、今回は、地方の大学を卒業しても、都会での就職が本当に不利なのか?
そしてその対策をご紹介したいと思います。

地方学生は都会での就職が不利と言われる理由

1.お金と時間がかかる

就活が始まると、各企業は説明会やインターンシップなどを行ったり、採用段階に入ると試験や幾度かの面接試験があったりします。
その度に、地方の学生さんは、都会に出向き、その為の交通費や宿泊費をアルバイトなどで稼がないといけません。
1社で決まれば良いですが、皆さん何十社と受験しています。
かなりの負担になっているのは間違いないです。

2.情報が少ない

多くの一流企業の本社は、東京あります。
そのため、東京の一流大学には就職のための情報がたくさんあると言われています。
また、先輩などからのサポートがあったりとやはり東京の学生さんは地方の学生さんよりは恵まれた環境にあると言っていいですよね。

3.都会の大学は周りの意識が高い

地方の学生さんには、もともと都会での就職を考えていなかったり、家業を継ぐ人もいたり、コネで知り合いの会社に入るとか色々な将来を考えている人が多い印象があります。
反対に都会の学生さんは、どちらかというと“この会社に入りたい!”と強い意志があって、この会社に入るからこの大学を選んだぐらいの勢いがあります。
“友は類を呼ぶ”ってことわざの通り、志が強い人たちと一緒にいると、自分の意識も高まっていきますよね。

対策を考えよう

これまで、地方の学生さんが都会での就職が不利な点を挙げてきましたが、それじゃ、都会での就職は無理なのか?ってことになります。
そんなことはありません。

今は、とっても素晴らしいインターネットやSNSなどで人と繋がるコミュニケーションの方法が沢山あります。
私の時代には、まだインターネットなんてなかったから、本屋さんに行って立ち読みしたり、必要な本は買って調べていました。
でも、今はインターネットが世界をつないでくれている時代です。
世界中の情報は、家にいながら手に入れることが出来るのです。
活用しない手はないでしょう。

大企業によっては、WEB説明会など開催している企業もあります。
面接などでSkypeを活用するところもあります。
TwitterやLINEなどを使ってリアルタイムの情報を手に入れる事も可能です。

また、地方出身者は、地方出身者の会みたいなもの?
例えば愛媛県人会とか、福岡会とか?
そのような会に参加して、先輩たちとのコネクションを作ってみましょう。
アドバイスや情報を頂けるかもしれません。

あと個人的に思う事は、日本国内だけが就職の場所ではありません。
私は、自分が海外に出たので、やはりチャンスがあれば世界を見る事も一つの選択肢だと思っています。
残念ながら私には子供がいませんが、もしいたらきっと海外に目を向けさせる教育方針だったと確信しています。

まとめ

地方の大学を卒業して、都会での就職を目指すとなると、都会に住んでいる学生さんと比べると、不利かもしれません。

  1. お金と時間がかかる
  2. 情報が少ない
  3. 自分の周りの環境

でも、今はインターネットという便利な道具があります。
世界中が繋がることが出来る時代です。
自分が情報を発することで、それに答えてくれる便利な時代です。

大企業であればあるほど、インターネットを活用しているとこも多いです。
積極的に、WEB説明会とか参加してみましょう。

諦めたらそれまでです。
諦める前にいろいろ頑張ってみてください。
きっと、道が開けるはずです。